月のリズムで育てる志布志市発祥の白い苺
甘くてかわいい苺の中でも、ひときわ愛らしい苺があるのをご存じですか。志布志市発祥の珍しい白苺、「淡雪」です。同市の観光農園「いちごの村」では、ほんのり桜色をしたこの「淡雪」をはじめ、赤い「さつまおとめ」「紅ほっぺ」「さがほのか」の4種類の苺を収穫体験し、食べ比べすることができます。ビニールハウスに入ると甘い香りが立ちこめ、ピンクや赤の苺が織りなすハウスは、まるでおとぎの国のよう。
「植物は月の満ち欠けに合わせて成長するので、月のリズムを活用して育てています」と話すのは、代表の丸野晃一さん。これにより、化学合成農薬を半分以上減らした栽培が可能となり、鹿児島県の特別栽培農産物の認証を取得。苺農家では県内で唯一ここだけだそう。珍しい白苺がおいしい上に安心・安全ということで、志布志市のふるさと納税返礼品にもなり、早いときは30分で完売するという人気ぶりです。

「ケーキBOXに取手をつけたカゴで収穫していただき、収穫後はBOXのままお持ち帰りいただけます。ギフト用にもピッタリです」と代表の丸野さん。

