普現堂湧水は、シラス台地に染み込んだ雨水が長い年月をかけて濾過され、自然の浄化作用で非常にきれいな水として湧き出しています。
湧水周辺は緑豊かで、清流と木々の美しい風景が楽しめます。
昔から地域の飲料水・農業用水・養殖用水として利用され、志布志市の生活や産業を支えてきました。
特にうなぎの養殖では、この水が成育・品質維持・衛生管理に欠かせない役割を果たしています。
湧水周辺は整備されており、名水の里の散策や、涼を感じられる観光スポットとしても人気です。
「普現堂神社」が隣接しており、自然と信仰が融合した静かな空間が広がっています。
名水百選「普現堂湧水源」との深い関わり
鹿児島県志布志市にある「普現堂湧水源(ふげんどうゆうすいげん)」は、環境省が選ぶ名水百選にも認定された、全国に誇れる美しい湧き水です。
この名水が、志布志のうなぎ養殖を支える命の源となっています。
普現堂湧水は、地下深くから湧き出る清涼で澄んだ軟水。
1日あたり2万トン以上もの水量を誇り、水温は年間を通じて約18℃前後と安定しています。
この水は、うなぎにとってまさに理想的。病気のリスクを減らし、元気に育つ環境を整えてくれます。
志布志のうなぎは、この名水でじっくり育てられることで、ふっくらやわらかく、臭みの少ない上質な味わいに。
水の良さは、うなぎ本来のうまみを最大限に引き出します。
私たちは、自然の恵みである普現堂湧水を大切に守りながら、循環型の養殖システムも導入。
水を無駄なく使い、環境にやさしい養殖に取り組んでいます。
名水で育てた志布志のうなぎは、安心・安全な品質と、自然の恵みを活かしたやさしい味わいが自慢です。
ぜひ一度、そのおいしさをご堪能ください。
〒899-7503 鹿児島県志布志市有明町蓬原351−3