今から遡る事87年前 1935年 東串良にも鉄道が走っていた。
国鉄 大隅線(1972年古江線から改名)
1935年から1987年にかけて東串良にも駅が存在しており、大隅半島を循環していた。
日本通運株式会社 東串良支店も開業していて、貨物を扱う物流の拠点であったこともあり、賑わっていた様子が想像できる。
当時は駅の側に、船着き場があり、物資を集めて波見港へ送り、積み替えて都会へ送っていた。(参照 郷土誌より)
しかし、国鉄の赤字線整理によって1987年3月に廃止、バス路線に転換された。
現在の跡地は公園となっており、そこには車輪だけが残り駅があったことを教えてくれている。
鹿屋市に鹿屋市鉄道記念館があるので大隅線を詳しく知りたい方はこちらも訪れてみてください。
(作成日:2022年1月)