創業85年の禧明館は、代々受け継がれた「焼き」と「タレ」が決め手の鰻屋さん。
禧明館の鰻は「地焼き」と呼ばれる「蒸し」を入れない焼き方で、炭は町内の炭焼き職人さんがこだわって作った炭を使用しています。炭火焼きの良さは、タレが炭に落ちて焦げた煙が、鰻の表面にあたって燻製のようになるということ。これによって外はサクッと、中はふんわりとした焼き上がりになるのです。
店主の長濱さんは、「鰻の焼き方とタレは絶対に真似できない」と自信をもっておっしゃいます。
そして知る人ぞ知る禧明館の商品は、鰻おにぎり。鰻を焼いた日しか作られない、幻のおにぎりなんです。
鰻おにぎりの看板を見れば、仕事中の郵便屋さんもバイクを停めて沢山購入するのだとか。すぐに買わないと売り切れてしまうので、おにぎりの看板を見かけたら即購入をお薦めします。
また禧明館のランチは鰻以外の丼物もおすすめです。
つゆが多めの親子丼や、サクサクのかつ丼、キスがのった豪華な天丼など、ご馳走さまの時にはお腹がいっぱいで幸せな気分になること間違いなし。
ウナギ資源管理に則ったウナギを使用し、養鰻業の維持発展に貢献しているお店としても認定を受けた禧明館さん。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
〒893-2302 鹿児島県肝属郡錦江町城元781
山田みなみ