「辺塚だいだい」は、肝付町・南大隅町の辺塚集落に古くから自生していた柑橘です。
周囲を山と海に囲まれた地域で、道路が通る以前は周囲との交流が困難であったことから、辺塚だいだいはこの地域でしかその利用価値が知られていませんでした。
その名称からダイダイと混同されがちですが、全く異なる別の品種で、いまだに謎が多い果実です。
利用としては、旧来、9~10月ごろの青い果実の果汁を食酢代わりとして利用されてきました。
2017年12月、国が農林水産や食品をブランドとして保護する地理的表示保護制度(GI)として認定されました。
肝属郡肝付町南方279
https://ja-kagoshimakimotsuki.or.jp/tokusanhin_cat/fruit/