志布志市の真ん中あたりにありながら、
出入り出来るところが限られていることや車から降りて歩かなければならず
滅多に人と出会うこともない隠れスポット・とどろ渓谷。
都城志布志道路の志布志ICから有明東ICへ向かう橋の下に位置します。
(自動車道を見上げることは出来ても上から見下ろすことは出来ません)
林道を歩いていくと夏場でもひんやりと涼しくなり、
秋にはこのようにわずかばかりの紅葉を見ることも出来ます。
上流に上っていくと、このように角が丸まった不思議な形をした奇岩と出会います。
数千年の時間をかけて水の流れで削られた甌穴(おうけつ)群、
その名前の通りいくつも穴ぼこが開いています。
岩山をホップ、ステップ、ジャンプ…
テンポよく先に進んでいくとまるで忍者になったような気分?
童心に還るが如く楽しい瞬間ですが、濡れていると滑りやすいので足元にはくれぐれもご注意。
また川に近いので台風や大雨の後はお近づきにならないよう。。。
未だ目にしたことがありませんが、水中にはウスカワゴロモというカワゴケソウが自生しており、
市の天然記念物にも指定されています。
暑い時期には水に足を浸してみるとリフレッシュできますよ。
歩いて来るだけでも森林浴が出来る、贅沢な自然スポットでした。
志布志市志布志町安楽3075−3付近
Takanori